ロートの新商品がわかりにくい

ロートドライエイド新発売


最近、ロートから発売されたOTC点眼薬の外観がよく似ているので注意しましょう、といった連絡が社内で回ってきました。



たしかにかなり類似しています。

ソフトコンタクト着用時に使えるかがポイント


ドライアイという名称も浸透し、関連商品も充実してきて、お客さんが指名で買いに来られるケースも増えてきました。

ただし、OTC点眼薬の中には、コンタクトレンズをつけた状態で使用できるものと、使用できないものがあるので、販売する際は注意が必要です。


上記の例でいうと、「ロートドライエイド EX」の効能効果には『ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感』という文章が入っていますが、「ロートドライエイド コンタクト」の方には『ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感』とあります。

つまり、「ロートドライエイド EX」をソフトコンタクトを使用しているお客さんに販売するときは、このあたりの説明を十分にして、納得していただいてから購入してもらわないと、後でクレームにつながるというわけです。*1

他の商品でも要注意


個人的には、少し前に「アイボントローリ目薬」で同じような接客をしました。




こちらの例では、「アイボントローリ目薬 ドライアイ」のみがソフトコンタクトを着用したままでも使用できる目薬で、他の2種は使用できません。

こうしてみると、「アイボントローリ目薬」シリーズはわかりやすいですね。
実際に私が接客したお客さんも「あの黄色い箱のヤツちょうだい!」と言ってくれましたので、すんなり接客することができました。


「ロートドライエイド」シリーズは、たしかにちょっと要注意かもしれません。

*1:ソフトコンタクトでもはずしてから使用するなら問題ないですし、使い捨てのソフトコンタクトなら大丈夫と個人的には思うのですが…。