クラビットの酷似とムコスタの抵抗

クラビット似過ぎ!


日本ジェネリックが株式会社が5月に発売する予定のクラビット錠の後発品『レボフロキサシン錠100mg「JG」』のパンフレットをもらいました。


PTP似過ぎでビビりました。こんなに酷似させてくるとはスゴイもんです。


クラビット錠の後発品に関しては、現在裁判でもめているようですが、ここまでPTPが似てると何か別件で訴えられないかと心配になるほどです。

PTPが似てる方が患者さんの抵抗が少ないとは思いますが、間違ってピッキングしたときに気付かない危険も相当高そうです。

ムコスタも必死?


クラビット同様、5月に後発品が発売される予定のムコスタ錠ですが、こちらは錠剤の表示変更があるそうです。


後発品が出るから焦ったのでしょうか?もし仮にそうじゃないとしても、このタイミングでこのような表示変更をすると、ジェネリック対策かなと勘繰りたくもなります。

このような工夫は、ジェネリックの有無に関わらず、全ての医薬品に対して行うのが理想だと思います。リスクマネジメントの一環になりますからね。それをジェネリックが出てくるギリギリまで行わないっていうのは、先発メーカーの怠慢かなぁなんても思うわけです。

切磋琢磨で品質向上


先発メーカーとジェネリックメーカーで裁判やったり、色々もめたりすることもありますが、最終的に良い品質のものが市場に出まわればいいですね。