こんにゃくゼリー訴訟が和解

和解が成立

こんにゃくゼリー男児死亡で和解=同種事故で製造中止も−名古屋地裁

三重県伊勢市学童保育所で昨年3月、小学1年村田龍之介君=当時(7)=がこんにゃくゼリーをのどに詰まらせ死亡した事故をめぐり、ゼリーの形状や保育所の安全対策に問題があったとして、両親が同市と製造元の「エースベーカリー」(愛知県小牧市)に計約7500万円の損害賠償を求めた訴訟は5日、名古屋地裁(田近年則裁判長)で和解が成立した。
和解案によると、エース社が両親に賠償金を支払い、こんにゃくゼリー製品の新規開発をやめることなどが条件。唯一製造しているソフトタイプの製品については生産を続けるが、他社製品も含めて同種事故が発生した場合には生産を中止する。

こんにゃくゼリーの訴訟で和解が成立したようです。

製造元のホームページにも載っています。

「ちぎりたて果熟園蒟蒻ゼリー」事故訴訟和解成立について【株式会社エースベーカリー】

忘れてはいけない


ドラッグストアでもこんにゃくゼリーを販売しています。

事件が起きた時などは、商品を一斉に撤去したり、大きな注意書きのPOPをつけたりして大騒ぎしますが、喉元過ぎればなんとやらで、いつのまにかそういった注意喚起も目立たなくなっていきます。

当時を知る人がいなくなれば、そういった事件があったことすらも風化してしまうようです。


これはこんにゃくゼリーに限った話ではありません。


過去に起こった事例は、必ず後の世代に教訓として伝えていかなければ、何度でも同じ過ちを繰り返すような気がします。