キリン&アライド

関西大連合


ドラッグストア業界の大規模M&Aは登録販売者の問題もあって、ドンドン活発になってきている感がありますが、今回のもかなりの大規模です。

【キリン堂/アライドハーツHD】経営統合に向けて協議開始−関西地区で圧倒的な存在へ【薬事日報】

関西地区を中心に展開するドラッグストアのキリン堂(本社大阪市、社長寺西豊彦氏)とアライドハーツ・ホールディングス(本社神戸市、社長石橋一郎氏)の両社は5日、経営統合に向けた協議を開始すると発表した。

両社が統合することで売上高は2000億円を超える。特に関西地区では、店舗ネットワーク423店舗と、20%以上のシェアに達するなど、圧倒的な存在感を示すドラッグストアグループが形成されることになる。


アライドハーツHD自体発足後、まだ5年も経っていないような気もするのですが、かなりの急展開ですね。

今回の経営統合に向けた協議開始については、「今後の経営環境の変化に対応し、企業価値を持続的に拡大発展させると共に、生活者の顧客満足度を最大化するためには、関西地区でのドミナント効果が発揮しやすい経営統合が最善であると判断した」としている。


と、ありましたが、出店が重なる地域が結構多いのではないかと若干疑問です。

しかし、関西のドラッグストア業界は、かなりの激戦区と聞きますので、これはエポックメイキングな出来事になりそうです。

急拡大はリスクも大


M&Aで業務拡大を焦り過ぎると、どこかで歪みが生じてしまいそうなのも心配です。

キリン堂2ちゃんねるで、過労に関する黒いコピペを良く見かけましたが、今は改善されているのでしょうか。
アライドハーツHDは、発足後、ジップドラッグとライフォートの間で、何か目に見えるシナジー効果があらわれたのでしょうか。

なんか中小ドラッグストアに勤める私の妬みのようですが…。