ねじれ 医療の光と影を超えて
最近こんな本を読みました
- 作者: 志治美世子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
医療過誤を題材にした本なのですが、こういう系の本は何度読んでもいつも考えさせられます。患者側からの視点、医療従事者側からの視点など複数の視点で、現在の医療の問題点を分析しています。
医師の起こす手術絡みの医療事故と、調剤薬局で起こる調剤過誤・事故を一概に同列に考えるわけにはいきませんが、大きな意味で人の健康に関与する医療行為というくくりで考えると、対岸の火事とは考えられません。ちなみに薬局の調剤事故などだけで、こういう一冊の本になってるのってないものですかね?もしかして、それがないのは薬局がまだ医療提供施設、すなわち医療の現場としてとらえてもらっていないからでしょうか?
他に読んだ本
- 作者: 寺尾正之,いぢちひろゆき
- 出版社/メーカー: リヨン社
- 発売日: 2008/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
イラストが豊富で、かつ薄い本なので、サラッと気軽に読めます。それでいて、内容はしっかりしてるので、この春から働き出す新人の教育用なんかに最適かも。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/06/06
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 64回
- この商品を含むブログ (315件) を見る
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/06/14
- メディア: 文庫
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (180件) を見る
「流星の絆」が本屋大賞にノミネートされた記念に東野圭吾を2冊ほど読みました。
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: 単行本
- 購入: 13人 クリック: 61回
- この商品を含むブログ (177件) を見る
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: 単行本
- 購入: 13人 クリック: 88回
- この商品を含むブログ (132件) を見る
「毎日かあさん」でおなじみの西原理恵子です。つくづく濃い人生歩んでる人だなと思う。
- 作者: デイヴペルザー,Dave Pelzer,田栗美奈子
- 出版社/メーカー: 青山出版社
- 発売日: 1998/04
- メディア: 単行本
- クリック: 82回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
ただただキツイ。それ以外何も言えない。でも、きっと児童虐待の現場では、これがフィクションじゃないんですよね。信じられないことですが…。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/03/13
- メディア: 単行本
- 購入: 35人 クリック: 814回
- この商品を含むブログ (340件) を見る
微妙につながりを持った短編集。表題にもなってる走れメロスが一番面白かった。やっぱり森見は面白いなぁ。