読書メモ

最近の読書メモ

最近読んだ本 最後の授業 最後の授業 ぼくの命があるうちに作者: ランディパウシュ,ジェフリーザスロー,矢羽野薫出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2008/06/19メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 112回この商品を含むブログ (96件) を…

ねじれ 医療の光と影を超えて

最近こんな本を読みました ねじれ ―医療の光と影を越えて作者: 志治美世子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/05/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る医療過誤を題材にした本なのですが、こういう系の本は何度読んでもいつ…

本棚に刺激されて本棚を作った

本棚という名の本 今の家に引っ越して、もう4年ぐらい経つのですが、増える本と怠慢な心のせいで、なかなか本棚の整理ができていなかったのですが、年末あたりからコツコツ作業を進めて最近ようやく落ち着きました。 その作業のモチベーションアップにつなが…

治療をためらうあなたは案外正しい

EBMとは何か? 最近読んだ医療系の本の中で、当たりだった本です。治療をためらうあなたは 案外正しい作者: 名郷直樹出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/10/23メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見る EBMの使…

読書週間(仕事編)

読書週間の最後は仕事の本で 仕事の本というか、ビジネス書というか、自己啓発書というか、そのような本です。この手の本は書店に行けば、大量に並んでますし、次々新刊が出るので、全てに目を通すことは不可能です。なので、そういうときはとりあえず気にな…

読書週間 ( マンガ編 )

マンガを馬鹿にしちゃいけない 読書習慣ですが本ばかりでなく、今日はマンガを取り上げてみたいと思います。 世間的には本を読むのはいいことだけど、マンガはよくないという風に考える人がまだいるのでしょうか?ちなみに私の親は昔若干そんな感じがありま…

読書週間 ( 小説編 )

小説は娯楽の王様 働き始めたころは、疾患・医薬品などを含む医療系やビジネス系の本ばかり読んでたような気がしますが、最近は小説もかなり読むようになってきました。年間200冊ぐらい本は読んでるのですが、最近はその半分ぐらいが小説ですね。ちなみに私…

読書週間 ( 雑学編 )

雑学っぽいのもあり 今すぐ使える知識ばかりに偏って本を読むのもいいですが、たまにはもっと視野を広げてみるのもいいものです。 すぐに披露できる小手先のテクニックばかりを身に付けるよりも、意外なところで意外な発見があったりするのも読書の醍醐味で…

読書週間 ( WEB編 )

インターネットが当たり前の時代に インターネットの普及によって、この10年ぐらいの世界の変化はスゴイものだったと思います。自分が学生の頃と、今の学生とでは、違う世界に住んでるように感じることさえ多々あります。まさに革命って感じ。こうしてブログ…

読書週間 ( 医療編 - 後編 - )

より身近な問題 読書週間(医療編-前編-)では、主に医療制度の問題を取り上げましたが、今回の後編では、より身近な問題にもスポットを当ててみたいと思います。それは“ニセ科学”と“過誤・事故”です。 ニセ科学 メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ…

読書週間 ( 経済編 )

経済って何? 今考えると薬学部って薬以外の一般常識をほとんど教えてくれなかったような気がします。 就職して社会の一員となって実際働き出して、自分は薬以外何も知らないことに気付くんですよね。経済という誰も無関係でいられない事柄についても全く無…

読書週間 ( 医療編 - 前編 - )

現在の医療について考える 読書週間ですので、個人的に今まで読んで面白かった本を紹介します。今日は医療について。薬剤師も医療従事者の一員であるので、いつも“薬”というミクロの視点ばかりでなく、たまには“医療”というマクロな視点で考えてみると新たな…

だから私は本を読む

今日から読書週間 読書週間をご存知でしょうか? 読書週間 【Wikipedia】読書週間(どくしょしゅうかん)とは、10月27日から11月9日までの2週間にわたり、読書を推進する行事が集中して行われる期間。 今年はちょうど月曜からスタートという区切りのいい年で…

プレゼンのキホン

プレゼンの標準手法 いよいよ社内発表会も2週間後に迫ってきました。 というわけで、今日もプレゼンについての読書メモを。 「プレゼン」標準ハンドブック (図解はじめて)作者: 杉田恭一出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2007/10/02メディア: 単行本(ソ…

そろそろ新型インフルエンザについて一言いっとくか

ちょっと前の薬剤師会研修会で、保健所から新型インフルエンザの話がありました。 その後、自分でも本を読んだりしたので、まとめてみます。 想像できない世界 これまでも、TVや新聞等で、新型インフルエンザに関する報道がたびたびありましたが、個人的に…

チャート・図解のすごい技

プレゼン資料作成の技術 先日に引き続き、プレゼンのネタを…。社内発表会や社外学会発表も、恒例となってきましたが、一昔前では、このような発表の場などなかったのですから、とてもいい傾向だと思います。口頭発表、ポスター発表問わず、エクセルやパワー…

「高橋メソッド」と「もんたメソッド」

ジョブズのプレゼン 社内発表会も近づいてきており、みんなの発表が気になるところですが、個人的にプレゼンに対して思うことをメモ。今私の中で最も素晴らしいプレゼンの見本といえば、スティーブ・ジョブズがすぐに思い浮かびます。 スティーブ・ジョブス…

頭痛退治読本

明日はアマージ錠の勉強会です。 なので、片頭痛についてちょっと予習してみます。 頭痛持ちは意外と多い 慢性頭痛をもつ患者のうち、緊張型頭痛は2200万人、片頭痛は840万人と言われています。これはそれぞれ15歳以上人口の22%、8.4%に匹敵…

失敗学と調剤のリスクマネジメント

失敗学 畑村洋太郎氏の「 図解雑学 失敗学 」を読みました。 本当は原著の「失敗学のすすめ」の方が良いような気もしましたが、時間もないので、エッセンスだけ凝縮された「図解雑学シリーズ」にしました。失敗学 (図解雑学)作者: 畑村洋太郎出版社/メーカー…

感染症との闘い

“感染症との闘い”を読みました。 はじめはあんまり期待していなかったけど、意外と面白かったです。最近、ジェニナックの勉強会で耐性菌の話を聞いたりしていて、話題がタイムリーだったからでしょうか。個人的に面白かった点をまとめておきます。 病原体の…

抗菌薬のまとめ(特にPK/PDあたりについて…)

抗菌薬の作用と特徴 抗菌薬には“静菌作用”を示すものと“殺菌作用”を示すものがあり、また、それとは別に“時間依存性”の薬剤と“濃度依存性”の薬剤とがあります。下記の表にそれぞれの代表的な薬剤をまとめてみました。 時間依存性と濃度依存性 この2つについ…

情報革新と薬剤師の業務

ゼンメルワイスの悲劇とドン・バーウィックの運動 オーストリアの医師イグナッツ・ゼンメルワイスは産褥熱が感染することを突き止め、それによる死亡率は患者を診る前に手洗いを徹底することで大きく低下すると結論付けた。 しかし、当時の同僚には理解を得…

薬の相互作用

図書館で借りた相互作用の本を読んで思ったことをちょっとメモ。 甲状腺の薬とカブ・カリフラワー・キャベツ 昔、この飲み合わせについて調べた記憶があるが、既に忘れてしまっているため、再度復習。カブ・カリフラワー・キャベツに含まれるチオ-オキサゾリ…