なんかまた変な番組で変な情報を流してるなぁ

お節介な医療費チェック


今日の朝日放送の「たけしの本当は怖い家庭の医学」で医療費のテーマを扱っていました。この手の内容の番組って忘れた頃にやるんですよね。

薬局に関する質問


質問内容は全部で5つあったようですが、薬局が関わる質問は一つだけでしたので、ここで抜き出してみましょう。

薬局薬剤師なら番組制作者が何を言いたいのか、だいたい予想がつきますよね。



答えはもちろんこちら。

あぁ〜はいはいって感じ。

色々突っ込みどころはあるけれど


国が目指す(目指してた?)面分業に真っ向から対立する意見じゃないの?
だいたい月4000回以上受け付けてる巨大薬局なんて、最近のご時世ではあまりないのでは?
調剤報酬の金額で“54円”みたいに、1の位まで計算するのもおかしいし…。

などなど言いたいことは色々あります。

もちろん、ここに書いてることは全て正しいんでしょうけど。中途半端な情報を流すと患者さんが混乱すると思うんですけどね。

昔よりはマシ


それでも昔よりはマシになったのかもしれません。薬情のことや手帳のことをご丁寧に事細かに解説してくれる番組も多々ありましたから。まぁそれだけ調剤報酬の構造がわかりやすくなったということでしょうか。*1

とりあえず、明日、患者さんから質問攻めにあわないことを祈りつつ寝るとします。

*1:個人的には“剤”の概念がある限り、調剤報酬を一般の方に理解してもらえるとは思えませんが。