上司と話して今後の展望を考えた

久しぶりの会食


一昨日は仕事が終わってから、上司と久しぶりにご飯を食べに行った。あれやこれやと色々盛り上がり日付が変わる頃まで話し込んでしまい、ブログの更新もできなかったわけだが、得るものも非常に多かった。社外秘的な話題が多いので、ほとんどが公表できない内容だが、個人的に考えた点について3つほどメモっとく。

その1.次世代のレセコン像


次世代のレセコンは結構すごそうだ。うちはまだ紙薬歴だが、電子薬歴はもちろん、その薬歴の閲覧方法について新しいアイデアが色々でてるらしい。
例えば、最近流行りのネットブック。サーバーのレセコンを薬局に設置して、薬歴はネットブックで閲覧するという世界も実現できているとか。どうも法的な関係(?)で手元の端末では閲覧しかできないそうだが、こんなレセコンが導入されたら、ネットブックに患者の薬歴をダウンロードして、それを持って在宅先へ行くなんてことも楽勝だろう。う〜ん、スゴイ。
またPSPで薬歴データを閲覧する仕組みもあるみたい。これなら薬歴を見ながらピッキングだって可能だ。ちょっと特殊な調剤をする患者がいても、いちいち薬歴を見に行く必要がなくなる。

『ミスゼロ子』のような端末はかなり昔からあるわけだから、もっとハイテクな端末ができても当然だろう。棚卸なんかもハンディ端末を利用して、少人数・短時間でできてしまう時代も近い、というか、もう実現してるのかも。

その2.VBAやらPDFやら…


第一類医薬品の在庫・発注管理システムをエクセルのVBAを利用して作ったのだが、エクセルの画面からPDFを印刷するコードがうまくいかない。そこでちょっと助言をもらったのだが、やっぱりできる人っていいわ。すいすいコードが書けちゃうんだ、これが。うちの会社はエクセル全盛だから、あれぐらいVBAのコードが書けたら仕事もかなり楽になるだろうなぁとしみじみ感じた。もっとちゃんと勉強しなきゃな〜。
ちなみにエクセルからPDFを印刷するのは一応うまくいった(結局shellscriptで無理やり呼び出し→印刷する方法で落ち着いた)のだが、どうもAdobeのバージョンが違うと挙動も変わってくるらしい。他店でも使えるようにするには動作環境を合わせる必要がありそうだ。

その3.デジタルネイティブは幻想か?


社内イントラネットの有効活用についても色々論議したんだけど、なかなか難しそうだ。何が難しいって、使用する人のITに対する意識がそこまで高くないってこと。グループウェアやBBSの設置など話は膨らむんだけど、これまでのテストケースでことごとくダメだったみたい。
デジタルネイティブなんて言葉は一部だけのものなのかな?
Twitterも流行ってるとはいえ、まだキャズムを越えるには至ってないのかな?
個人的には社内IT環境の整備にはものすごく興味があるんだけど、実現はまだ先になりそうだ。

視点の違う人の話は面白い


他にも色々話したんだけど、まぁ色々刺激を受けて収穫が多かったこと。現場も大事だけど、たまには高いところ(本社)からマクロな視点で見てる人の話を聞くことも必要だな〜と再認識。なんか色々やりたいことも湧いてきたし。少しずつ頑張っていこっと。